2025年6月20日、ラストワンマイル(9252)が株主併合を発表。1株で貰える株主優待を機に株主数が増えすぎて管理コストが増加したため、1.2株を1株に併合し単元未満株主を排除する作戦のようです。一体どういうことなのか、この記事では詳細を解説します
ラストワンマイルの軌跡
経緯としてはこのようになっています。
2023年10月に1株でアマゾンギフト券が貰える破格の株主優待を新設し、利回り60%でめっちゃ話題になる
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株主数が6.8万人に爆増
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・優待の申し込み方法が不親切
(8月末権利なのに申込期限が9/15。郵便や適宜開示でお知らせ無し）
・優待申し込み時に入力する個人情報は、株主優待の送付以外に『当グループ、当社提携先、その他当社とお取引がある会社様の商品・サービスに関するご案内、お問い合せ等への対応のために利用します』と営業利用する文言
と、いろいろとやり口があれで怪しまれる声が出てくる
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2024年7月に優待廃止を発表。
結局は新規株主にとっては１回きりで廃止
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廃止後も株主数4.8万人 (97％が単元未満株主)
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管理コストがやばいので、1.2株を1株に併合します宣言（今ここ）
（参考）優待新設～申し込み時期の記事
株式併合するとどうなる？
1.2株を1株に併合すると、ラストワンマイルの大多数を占める1株しか保有していない株主は、保有株が1株未満となってしまいます。1株に満たない株式は所有することができないというルールがあるため、その分の代金が支払われて手放すことになるようです。
1株に満たない株式は会社法の定めにより所有することができないため、端数株に応じて「端数株処分代金」としてお支払いします。
https://contact.www.mizuho-tb.co.jp/faq/show/1315?site_domain=daikou
こうすれば確かに株主数は減りますね。よく考えたなぁ・・・
今のうちに買い増しして2株以上保有していれば、併合後も1株以上の保有になるので保有は続けられるでしょう。
読んでいただきありがとうございました！
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