楽天グループ(4755)の株主優待が、2025年も楽天モバイル最大1年間無料になることが決定！(IR)
私は既に2023年、2024年の株主優待で楽天モバイルを無料で使っていますが、本当にずっと無料で使えています。ただし一部で優待特有の注意点も。この記事では株主優待の概要や、優待の注意点をお伝えします！
楽天の株主優待 基本情報
2025年：「楽天モバイル」回線の音声＋データ30GB/月プランを６ヵ月間無料提供
継続特典の要件を満たす場合さらに追加で６ヵ月間無料提供
| 株価 | 権利日 | 年間 優待利回り | 年間配当 (利回り) | 年間 総合利回り |
|---|---|---|---|---|
| 929円 | 12月末 | 21.17％ | 0円 (-％) | 21.17% |
| 株数 | 貰える優待 (2025.12保有) | 貰える優待 (2025.12～2026.6保有) |
|---|---|---|
| 100株以上 | 楽天モバイル 6ヶ月無料 | 楽天モバイル 1年間無料 |
※2025.12時点。優待利回りは6ヶ月無料で計算
株主優待を貰うには、2025年12月26日時点で100株を保有している必要があります。必要資金は約9万円。通常、楽天モバイルを30GB利用した場合の料金は月額3,278円なので、6ヶ月無料だと19,688円相当。利回りは12/12時点の株価で20%を超えます。さらに半年間継続保有すると1年間無料になり40％超えの超高水準！
株主専用の楽天モバイルとは？一般回線との違い
楽天モバイルの株主優待の内容は、前回同様だとこんな感じです。
株主専用のSIMが発行され、新しい電話番号が割り当てられる
今自分で使っている回線でMNPはできず、新しい電話番号を使うことになります。楽天モバイルの既存ユーザーであっても同様で、電話番号は引き継げず新しい番号が発行されます。
株主優待で発行された番号は株の売却や優待廃止などで優待が無くなると使えなくなるので、一時利用みたいな番号と考えておくのが良いでしょう。
今使っている電話番号を保持したい場合は、優待と合わせて2回線持つことになります。
楽天＋既存回線のデュアルSIMにするのがおすすめ。データ通信は楽天優待に任せて、既存回線は基本料0円のpovoとかにするのもありですね（後述の品質面で不安がなければ）
データ（30GB/月）無料、アプリを使うことで通話も無料
データ（30GB/月）が無料。
通常の楽天モバイルは「Rakuten Link 」アプリを使うと通話無料になりますが、株主用の回線では「Rakuten Link Office」というアプリを使うと通話無料になります。（どちらも、0570など一部は無料通話対象外）
株主回線はSPU対象外
Rakuten最強プラン契約を達成条件とするSPU特典は対象外です。（これ重要）
物理SIMとeSIMは好きな方を選択可能
物理SIMとeSIMは好きな方を選択可能です
一部の機能は対象外
株主優待では対象外の機能もあります。致命的なものはないので、特に実際使ってて気になりませんでした。
株主優待でご提供いたしますSIMは、以下についてはご利⽤いただけませんのでご注意ください。
・my楽天モバイルOfficeおよびmy楽天モバイルの使用
・通話／SMS／データ利用明細の開示
・データチャージ（国内／海外）
・プラン変更
・国際SMS
・国際通話
・一部オプションは追加不可（「着信転送」「発信者番号非通知」）https://corp.rakuten.co.jp/investors/stock/preferential.html
18歳未満の利用は注意
【朗報】以前は18歳未満は申込不可でしたが今回は手続き踏めばいけるようです！
『フィルタリングサービスの提供はございませんので、原則として18歳未満の株主様は本優待をご利用いただけません。18歳未満の株主様がご利用いただく場合には、保護者からのフィルタリングサービス不要のお申し出、その他当社所定の手続きが必要になります。』とのことです（引用元：公式）
ここまでは公式ルールの話。
ここからは個人的な感じ方の話になります。
使い心地は？
速度や繋がりやすさを普通の楽天モバイル回線と株主用の回線で比べると、2025年夏頃までは特に差は感じず使えました。
ただ個人的に、2025年秋頃から株主用回線がかなり不安定に感じることが増えました。突然数分レベルで通信できなくなってしまうことが結構あるんですよね。
ビルや地下、人の多いところなどで繋がらなくなるとか、お昼の時間帯に遅くなる･･･とかならまぁ他のキャリアでもよくあるし分かるんですけど、そういうわけではなく突然調子が悪くなるイメージです。
しかも家族と私で両方ダメになるわけじゃなく片方は調子いいのに片方はだめ、を繰り返してる感じなので全く傾向が読めません。（家族で全く同じ端末、SIM構成なのにです）
ちょうど2025年夏頃から2024年度の優待が使われ始めたので、それが原因なのかも・・・とか考えています。優待は2023年度から始まったけどこの時は後出しだったので、2024年度で優待の認知度が上がり一気に対象者が増えたのかなと。
最近のレベルだと、正直メイン使いにするにはかなり不安。
ただ通話が無料になったり、メインと併用することでメインの料金プランを安くできるのでかなり役には立ってます。
優待回線は月が変わると遅くなることがある
※追記※この現象は最近起きにくくなったような気がしますが、もしもの時に備えて頭に入れておくのがおすすめです。
公式が発表しているわけではありませんが、私含め多くのユーザーが『楽天モバイルの株主優待の回線は月が変わると速度が極端に遅くなる』と感じています。毎回ではないものの毎月1日、ほんと急に使い物にならないレベルで遅くなります。ただし再起動すれば元に戻り普通に使えます。この事象は株主優待回線のみで、通常の楽天モバイル回線では起こりません。原因等は不明。再起動すれば問題ないものの、公式が対策発表などもしていないので気付かないまま優待の楽天回線は遅すぎて使い物にならないと感じてる方もいそうです。
楽天モバイル株主優待の注意点
あくまで楽天は今年の優待内容が楽天モバイル無料と発表した状態であって、2026年以降も同じ内容になるかは分かりません。楽天は過去に何度も株主優待の内容を変更しているので、今後改悪される可能性は十分あります。株を買えば永遠に楽天モバイル無料！というわけではないので注意してください。
また先述の通り株主回線はSPUの対象外なので、楽天経済圏を利用する人は普通に回線契約したほうがお得になる場合もあります。
結論：リスクも踏まえて判断を！
約9万円の投資で最大1年間スマホが30GB無料になる。これはかなりすごいことです！数々の優待をチェックしてきましたがここまで破格の内容は早々なく、この優待内容が今年限定だったとしても素晴らしい内容だと思います。
投資による値動きリスクなども踏まえた上で、で楽天モバイルの利用を検討してみてはいかがでしょうか？
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